院長あいさつ
『あの時、こうしておけば良かった』
初めまして。本町長嶋内科の院長、長門 芳(ながと かおる)と申します。
本町長嶋内科は、浜野長嶋内科の分院として2024年7月1日に開院いたしました。
私は地元千葉市の出身です。千葉大学教育学部附属小・中学校、県立千葉東高等学校を卒業し、路頭に迷った後(2浪)、富山医科薬科大学(現 富山大学)医学部に進学いたしました。
医師として、外科医として
大学を卒業後は出身大学に残ることも考えましたが、地元の千葉に少しでも貢献したいと考え、千葉大学の呼吸器外科に入局致しました。医師になり20年以上、呼吸器疾患(特に肺癌)について手術を中心とした診療を行って参りました。
肺癌に限らず、大腸癌、胃癌などのように固形癌といわれる癌は『手術で取り切れるかどうか』が治療成績に大きく関わります。癌と診断された時には癌の完成形(いわゆる“進行癌”)となっていることが多く、手術が出来ない患者さまにたくさん出会いました。
「毎年健康診断を受けていれば(受けさせていれば)…」
「あの症状の時に病院に行っていれば(連れて行っていれば)…」
など、後悔された患者さまやご家族さまをたくさん拝見してきました。
確かに病院やクリニックへ受診するのは時間や手間もかかり、なかなかハードルが高いと思います。でも、先のような患者さんを少しでも減らしたいという思いが次第に強くなり、気軽に相談できるかかりつけ医や健康診断といった『早期に発見する医療』、そしてそもそも大病に罹患しないための『予防医療』に興味を持ちました。
長嶋理事長との出会い
そのタイミングで同じ考えを持たれていた浜野長嶋内科 長嶋理晴院長(日敏会理事長)と出会い、その理念に感銘を受け同医院で研鑽を積ませて頂きました。そしてこの度、長嶋理事長が分院を開設され、院長としてその責務を任せて頂くこととなった次第です。
皆様も「あの時、こうしておけば良かった」と思ったことはありませんか?それが部活動であったり、受験、就職、恋愛や結婚のこと、色々あると思います。大抵は後々話のネタ、お酒のつまみになるでしょう。でも、それが健康に関わること、ましてや死を覚悟する状況だったら…いかがですか?
ご自身だけでなく、大切なご家族のためにも、後悔されないようにしていただきたいと考えています。
長嶋理事長の意志と同様、地域に根ざした医療、いわゆる「なんでも相談できる“まちのお医者さん”」になれるようにスタッフと共に精一杯努力して参ります。
是非お気軽に受診され、ご相談いただけたらと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
院長経歴
平成5年 | 千葉県立千葉東高等学校卒業 |
平成13年 | 富山医科薬科(現富山)大学医学部医学科卒業 医師免許取得 |
平成13年 | 千葉大学医学部附属病院 呼吸器外科入局 |
平成21年 | 千葉大学大学院医学研究院修了・医学博士取得 |
平成21年 | 君津中央病院 呼吸器外科 医長 |
平成23年 | 千葉県がんセンター 呼吸器外科 医長 |
平成24年 | 米国Loyola University Chicago留学 研究助教 |
平成26年 | 千葉大学医学部附属病院 呼吸器外科 助教 |
平成27年 | 千葉県済生会習志野病院 呼吸器外科 医長 |
令和6年 | 医療法人社団日敏会本町長嶋内科 院長就任 |
所属学会・資格等
医学博士
日本DMAT(災害派遣医療チーム Disaster Medical Assistance Team)隊員
所属学会 | 認定医・専門医 |
・日本外科学会 ・日本呼吸器外科学会 ・日本呼吸器内視鏡学会 ・日本胸部外科学会 ・日本気胸・嚢胞性肺疾患学会 ・日本肺癌学会 ・日本癌学会 | ・日本外科学会専門医 ・日本呼吸器外科学会専門医 ・日本呼吸器内視鏡学会専門医・指導医 ・肺がんCT検診認定医師 |
理事長あいさつ
理事長の長嶋 理晴(ながしま まさはる)と申します。
医療法人社団日敏会は、千葉市中央区浜野町にある浜野長嶋内科を前身とし、平成28年に医療法人社団となりました。前身である浜野長嶋内科は先代院長(父)が平成元年に開院し、先代院長の死去をきっかけに私が平成23年3月に引き継ぎ、父、私あわせて30年以上にわたり千葉市中央区南部において地域の皆様のかかりつけ医となれるよう努めてまいりました。
私自身は子供の誕生をきっかけに亥鼻に転居してまいりました。古き良き地域の付き合いが残るこの地で、近隣の皆様のあたたかい声かけをいただきながら子供達はすくすくと育っております。これもひとえに地域の皆様の支えによるものだと感謝しております。
感謝とともにこの地で生活するうちに、私の心に、私たち家族を温かく迎え入れ、そして、子供達の成長を見守ってくれたこの地域に、何か恩返しができないだろうかという思いが芽生えました。
そんな折、長門院長との出会いが私の背中を押し、この度本町長嶋内科を開院するはこびとなりました。
医師にとって最も大切な能力は「聴く力」です。悩みを抱えてやってくる患者さんの話をよく聴くことこそが、患者さんへ寄り添うための第一歩であり、それなくして患者さんの快癒はないと思っております。
長門院長は当院で働き始めた当初から患者さんの話によく耳を傾け、患者さんに寄り添う診療を自然とおこなっておられました。「この先生なら私の地元を任せられる!」そう思い、彼に本町長嶋内科の院長をお願いし、快諾いただきました。きっと地域の皆様の心を支える、あたたかい診療を実現してくれるものと確信しております。
浜野長嶋内科は浜野町でよきかかりつけ医たらんと努力してまいりました。その心は日敏会全体で共有しております。ここ本町でも皆様のよきかかりつけ医として、地域の健康を支える一助となれるよう、スタッフ一同努力してまいります。
ご不安なことがあれば、何なりとご相談ください。お話の中から、快癒へのヒントをともに探してまいりましょう。
令和7年1月11日
理事長経歴
昭和53年3月19日生まれ | |
平成2年 | 千葉市立生浜西小学校 卒業 |
平成5年 | 国立千葉大学教育学部附属中学校 卒業 |
平成8年 | 千葉県立千葉高等学校 卒業 |
平成9年 | 昭和大学医学部医学科 入学 |
平成15年 | 同 卒業 医師免許取得 昭和大学病院第一内科に入局 |
平成21年 | 昭和大学病院第一内科解体に伴い、同 糖尿病・代謝・内分泌内科へ転属 |
平成23年 | 浜野長嶋内科 院長 就任 |
平成28年 | 医療法人社団日敏会 理事長 就任 |
所属学会
所属学会 | 認定医・専門医 |
・日本医師会 ・日本内科学会 ・日本糖尿病学会 | ・日本内科学会 総合内科専門医 ・日本医師会 認定産業医 ・日本糖尿病学会 認定専門医 |